宮城県石巻市にある尾浦漁港の紹介です。女川港から車で約10分程度の場所にある規模の大きな漁港です。港内でも水深の変化が大きいおもしろい漁港です。また常夜灯も充実していて，夜釣りも快適にできます。
アクセスは仙台から車で約1時間弱くらいかかります。
漁港南部
漁港に入って南側（堤防が無い方）です。車を停められるかなり広いスペースがあります。こちら側には常夜灯が少なく，夜は暗い場所になっています。
岸壁沿いには小型の船が密集しており，釣りをするスペースは少ないです。
一番端の方に行くとゴロタと小磯があり，脚立が必要ですが入る事はできます。水深はかなり浅く，底質は砂利と岩が混在しています。
堤防が見える方の角側は足元に若干ロープ等がありますが視界が広がっていますので，こちら側は釣りがやり易いです。底質は敷石となってます。
こちら側の近くには処理場があり，排水も常に流れ込んでいます。常夜灯も設置されていますので夜でも明るいです。底質は敷石と砂が混在しています。
漁港中央側
中央側にはかなり広いスペースとたくさんの常夜灯があります。
岸壁側に常夜灯が数本有り上に電線やロープが張られています。キャストする際は注意が必要ですが，船は停まっていませんので釣りはやり易いです。底質は敷石が敷き詰められています。
こちらの常夜灯はかなり明るく夜でもヘッドライトがいらないくらい明るいです。たぶん女川近辺で一番明るいと思います。
堤防根元近辺
堤防の根元は車で入る事が出来ません。必ず他の場所に停めましょう。
こちら側にも小さな常夜灯とスロープがあります。漁港の奥側になりますので，潮の流れは停滞気味です。
堤防の根元から外海側に壁を登る事ができます。ちょっとした小磯が広がっています。外側は潮通しが良く小磯側のゴロタ浜には波がありました。
堤防
堤防の壁の高さは根元だけ高く，道沿いの壁かなり低くなっています（３０cm位）。幅は若干狭いです。内側には小舟が並んでおり釣りをするのは難しいです。
堤防の外側には見透視が良く潮も流れています。堤防の壁が低いので釣りはやり易です。
堤防の先まで行くと一段高い壁があり，登ると灯台がある先端まで行くことができます。脚立があると登るとき便利です。
壁を登って赤灯台があるあたりがこの漁港内で一番潮通しがいい場所になります。水深も外側なら１０m以上あります。底質は敷石，砂泥，が混在しています。
先端正面に停泊している船もいくつかあります。幅はそんなに広くはなく，赤灯台が先端をふさいでいるので，キャストする際は注意が必要です。
水深
漁港の内側は３m未満の浅場になっていますが，漁港の中央から堤防近辺は５ｍ以上の深場になっています。堤防の先端の外側は深く約１０ｍとなっています。