前回の女川はまだメバリングには早かったので、今回は少し足をのばし、牡鹿半島へメバリング釣行に行ってきました。今回は、2023年4月という時期の牡鹿半島のナイトフィッシングを楽しんだ様子をお届けします。
まずは牡鹿半島の紹介
牡鹿半島は、宮城県北東部にある半島で、太平洋に向かって南東に突き出した形をしています。同半島周辺の島嶼群は牡鹿諸島と呼ばれ、海岸部の多くが三陸復興国立公園に指定されています。牡鹿半島のランドサット画像は、日本の代表的なリアス式海岸の一つとされています。大小さまざまな入り江が点在し、多くの小さな漁村、漁港があります。名前由来かどうかはわかりませんが、鹿がたくさんいます。夜、車で走っていると道路に立っていたり、飛び出してきたりするのでびっくりします。
何と言っても牡鹿半島には金運のパワースポットであり大型のアイナメ、ベッコウゾイが釣れる「金華山」があります。船で行かなければなりませんが、ロックフィッシュ聖地でありますので是非一度行ってみてください。
今回は牡鹿半島にある小漁港でのメバリングをしてきました。釣りに行った日の天気は大変穏やかで4月なのに昼は20度近く気温が上がり夜も暖かく、薄着で手袋を装備しなくても釣りが出来る状態でした。風もほとんどなく、メバリングを楽しむには最高の天候です。
ちなみにタイドグラフはこんな感じです。
漁港に到着し、水温を測ってみると約10℃。若干低いですが、メバルの影がチラホラ見えます。先行者は居ないので、常夜灯の周辺をキープして釣りの準備を始めました。
ベイトを確認してみると、常夜灯の周辺にはハク(ボラの稚魚)が入っています。パシャパシャ音が聞こえるので期待できるでしょう。まずパイロットルアーはお気に入りのSmithのガンシップ。よく飛ぶし、何といっても操作性がいいですね。ゆっくり巻いてたまにトゥイッチして少し止める。この繰り返しでよく釣れます。
一投目はハクが漂っている常夜灯の光が届くか届かないかの所まで、投げてゆっくり引いてきます。少し巻いただけで釣れました。13センチくらいの小さいメバルです。小さいけどよく引きますね。元気なメバルです。
少し移動して良型ゲット
魚影は濃くほぼ毎投ごとに釣れるのですが、15センチ未満の小型ばかり。明らかに小型のメバルしか釣れないパターンです。1時間ほど釣って、たくさん楽しませてもらったので、少しサイズを求めて移動することにしました。
移動先では若干水深があり、メバルが表層に浮いてる気配がないので、プラグからジグヘットとワームに変えてボトム付近を探ることにしました。3gのジグヘット+ガルプのサンドワームです。この組み合わせはメバルだけでなくアイナメもよく釣れます。
投げてボトムまで落として2,3回チョンチョンしてカーブフォール。この繰り返しで数投後ゴツンと強い当たり。体高の良い20センチ位のまずまずサイズのメバルが釣れました。
この後、数投に1匹ペースで釣っていき、同サイズのメバルを数匹釣りあげて終了としました。中層や表層も探ってみたのですけど、当たったのはボトム近辺だけでした。
まとめ
明らかに状況は日に日に良くなってきてますね。数も釣れたので大変楽しい釣行でした。欲を言えばもう少しサイズが欲しかったですけど、それは次回の楽しみに取っておきます。もう少し水温が上がればメバリングのピークに入ってくるのではないでしょうか。
また牡鹿半島での釣り日記をお届けしたいと思います。
今回使ったタックルと仕掛け
ロッド DAIWA アジングX 68L-S
リール DAIWA 18 レガリス LT2500D
ルアー Smith ガンシップ F 45mm
ワーム Berkley サンドワーム 2インチ