宮城県石巻市女川町にある女川赤灯台と石浜漁港の紹介です。女川赤灯台は宮城県でも屈指の有名釣りポイントです。沖合に面しておりかなりの深場でもあるためか魚影も濃くいろいろな魚種を釣る事ができる場所となっています。赤灯台にたどり着くには足場の悪い場所を歩く事になりますが，行けばそれなりの釣果が期待できる場所となっています。
石浜漁港 港内
女川赤灯台の近くには石浜漁港という小規模な漁港があります。沖堤防に囲まれていて港内は穏やかです。一般的な漁港と違い港内でも１０ｍを超す水深の深い場所もあります。
港内には車を停めるスペースもあります。ただ漁具なども散乱していたりしますので，日によっては駐車する場所が無い場合もあります。
漁港の裏側には砂利の駐車スペースがありますのでそこに停めるといいです（たまに閉鎖している時もあります）。
港内の海は沖堤防に囲まれているため非常に穏やかです。ただこちら側は船の停泊が多い為,空きスペースが少なく，係留するロープなども多いので釣りをするのは難しいです。
石浜漁港 堤防側
堤防の根元の外側はゴロタ浜から続く岩場が一面に広がっています。潮次第では岩場に降りる事もできます。
堤防側の内側は港内と同様に船の係留が多いです。
堤防の中腹くらいまでくると内側に係留している船は少なくなります。外側は水深がかなり深い海が広がっています。
堤防の先端側は向かいの沖堤防に挟まれたかなり流れの速い場所となっています。水深もあり潮通しがかなり良いため１級ポイントとなっています。
石浜漁港 水深
水深はかなり深い漁港となっています。堤防の中腹から１０ｍを超えています。沖堤防の内側でも１０ｍを超える水深となっています。
底質はほとんどが岩と砂泥で構成されています。
里浜漁港～赤灯台までのゴロタ浜
赤灯台には１０分程ゴロタ浜を歩いて行きます。ゴロタ浜も立派な釣りのポイントになっています。
漁港の入り口側からゴロタ浜へ降りる事ができます。入り口側は石も小さくて歩くのはそれほど大変ではないです。
奥に進むにつれて徐々に石が大きくなり，倒木もあったりと歩き難くなっていきます。
真ん中くらいまでくると所々にポイントがあったりします。堤防の内側にあるので波はすごく穏やかです。
赤灯台の近くまでくるとワンド状のゴロタ浜にでます。ここまで来ると赤灯台までもう一息です。
その先が堤防の根元になります。ここまで来るには約１０分ゴロタ浜を歩かなくてはなりません。
ゴロタ浜 水深
波が穏やかなので見た目は浅い感じがしますが，少し沖の方は急に深くなっています。
また沖合では船が頻繁に通過しますので時々思いのほか高い波が来たりします。ゴロタ浜で釣りをする際は気お付けてください。
女川赤灯台
赤灯台に登ってすぐ内側は沈みテトラが密集しています。根魚が溜まりそうですが，足場は斜めになっているので少し危険ですね。
堤防に入ってすぐの場所には壁に登る為の木が設置されています。壁はかなり高く自力で登る事は無理ですので，入り口近くの堤防の外側で釣りをするならこの木を使って壁の上に登りましょう。堤防の先端にも同様に壁に登る為のハシゴが設置されています。
堤防の根元の外側は内側と同様にテトラ帯になっています。内側とは波の荒さが違く危険度が増しています。
赤灯台中腹くらいまで来ると水深は一気に深くなります。真下には敷石がびっしりと敷き詰められています。堤防中腹は堤防自体ははかなり広くなっており，きれいな女川の街並みも観れるロケーションとなっていますので快適な釣りができます。
先端には巨大な赤灯台があり向かい側の堤防には白灯台があります。灯台の横には壁に登る為のハシゴが設置されています。
堤防の先端は向かいの堤防に挟まれていますので潮の流れが１番速い場所になります。超１級ポイントで水深も１５ｍを超えのかなり深い場所となります。
壁を登って見える外側の海は内側の海とは違い潮が荒くなっています。壁の上の足場の幅は意外に広く２ｍあるかないかくらいになっています。
誰かが釣りをしていても後ろを通れるくらいの広さがあります。青物のシーズンになると壁の上に釣り人が並んでいる光景を良くみます。
堤防の外側も内側と同様に少し先まで底には敷石が敷き詰められています。
赤灯台の先
赤灯台の根元の隙間からさらに先に進む事ができます。赤灯台に行くまでと同様にゴロタ浜が続きますがここから先は波の荒さが変わります。
堤防外側のテトラ帯もこちらのゴロタ浜からアプローチする事ができます。
さらに奥の方に進むとちょっとした壁（？）のようなものがありその上に登って釣りをする事もできます。足場はかなり狭いです。
壁を越えてさらに奥まで行くとちょっとした小磯に出る事ができます。ゴロタ浜の継続ですが少し波が荒く，船が通過する度に高い波がきますので注意が必要です。
さらに奥まで行く事ができますが，ゴロタ浜から岩場に変わってしまいますので行く際は磯靴など安全な装備をしていったほうがいいです。
水深
水深はかなり深いです。堤防の中腹から１０ｍを超えて先端の方は１５ｍを超える水深となっています。
底質は堤防の横は敷石で埋め尽くされていますが，そこから先は岩と砂泥が混合している状態になっています。