宮城県石巻市にある月浦魚港の紹介です。月浦魚港は牡鹿半島西部にある魚港で，牡鹿半島の根元近くにあります。漁港の近くに小出島という島が目の前にあり，島と陸地の間に水道が形成されている珍しい形状をしている漁港です。
月浦漁港 南側
漁港の入り口から左の方へ行くとスロープのある場所に出る事ができます。
こちら側は山沿いの崖に面した側にアプローチする事ができます。スロープの近く粗く敷かれた敷石の間から海藻が生えているような構造になっています。その為スロープから崖にそって根魚が居着きそうな場所となっています。
港内側は係留している船も少ない為，釣りはやり易い環境となっています。
底質は敷石がメインとなっています。
漁港中央部
漁港の入り口の真正面の場所です。漁港の最深部にあたり，小出島と陸地の間の水道からの流れをもろに受ける場所です。
流れが当たる場所なのでゴミが溜まりやすくなっています。漁船も多く停泊していますので，釣りを行うなら隙間から釣りをすることになります。
月浦漁港 堤防周辺
月浦漁港の最西側に堤防があります。堤防の根元の外側には山沿いが近くにあり根になっています。砂地に岩や海藻が点在していますので根魚が着きやすい場所になっています。
堤防の壁の高さは１mに満たないので簡単に登り降りができます。
堤防の中央付近までくると内側に島と陸地の間にある水道が正面にみえます。水道のおかげで堤防中腹あたりは港内でも潮の流れが速くなっています。
堤防の先端がこの漁港内で一番潮通りが良い場所となっています。水道と外海からの流れが交差していますのでかなり潮の流れが速い１級ポイントとなっています。
先端付近の堤防の外側では養殖がおこなわれています。潮通りも良く水深も５ｍを超すくらいあります。簡単に壁の上を登り降り出来ますので釣りをするには絶好のポイントとなっています。
水深
深い所でも５ｍくらいですので，全体的に浅い漁港となっています。水深を求めるなら堤防近くがベストとなります。
底質は港内は敷石から砂泥，それ以外は砂泥メインと岩礁の混在となっています。