須賀漁港は、塩竃市と利府町の境目にひっそりと佇む小さな漁港です。周囲は住宅街に囲まれており、「こんな場所に漁港があるの?」と訪れる人を驚かせるような立地が特徴。規模は小さいながらも、港内はまるで池のように静かで穏やかな雰囲気が漂い、独特のローカル感を味わえる釣り場となっています。
須賀漁港の釣り場紹介
塩竃市と利府町の境に位置する須賀漁港は、住宅街の中にひっそりと佇む小さな漁港です。初めて訪れる人は「こんな場所に漁港があるの?」と驚くかもしれません。

港内は外海と隔てられているため波はほとんどなく、まるで大きな池のように静か。係留された小舟が並び、昔ながらの漁港らしい雰囲気を残しています。

釣り場としての特徴
須賀漁港は非常に穏やかですが、その反面、釣りの環境としては制約が多い場所です。漁港の入り口は45号線の下を通る水門の一か所しかなく潮通しが悪いため、サバやアジといった回遊魚の群れが入り込むことはほとんどありません。

水深も浅いため、サビキ釣りや大物狙いには不向きです。
港内の主なターゲットはハゼなどの小魚で、ちょい投げ釣りがメイン。エサはアオイソメやジャリメを使ったシンプルな仕掛けで十分です。船の間から竿を出すこともできますが、トラブル防止のため仕掛けを投げすぎないのがコツ。

おすすめは船の係留がないクレーン付近で、比較的竿を出しやすく、のんびりと釣りを楽しめます。


駐車とアクセスの注意点
須賀漁港は車を横付けして釣ることが禁止されています。

そのため周辺で駐車スペースを見つける必要があります。港内のスペースは限られているので注意が必要です。

橋を渡れば対岸にも行けますが、そこは駐車が難しく船も密集しているため、釣り場としてはあまり適していません。


須賀漁港の魅力
釣果だけを重視するなら物足りなさを感じるかもしれませんが、アクセスの良さと静かな環境は須賀漁港ならではの魅力です。観光地のような派手さはありませんが、日常の中でふらっと立ち寄って小魚を相手にのんびり竿を出す、そんな気軽さがこの漁港の最大の魅力といえるでしょう。