はじめに
釣りをする人なら一度は「アオイソメ」を使ったことがあるかもしれませんね。海釣りの定番エサとして知られているアオイソメは、シーバスやカレイ、メバルなど色々な魚が狙える万能エサです。ですが、最近では普通のアオイソメとはちょっと違う「オレンジゴールド」というカラーのアオイソメが注目を集めています。
名前の通り、オレンジ色と金色が混ざったような明るい色をしていて、まるでルアーのように魚の目を引くのが特徴です。「これって本当に釣れるの？」と最初は半信半疑かもしれませんが、実はこのオレンジゴールドが意外とすごいんです。
今回は、そんなオレンジゴールドのアオイソメについて、どんな特徴があるのか、どんな魚が釣れるのか、そして使い方のコツまで詳しく紹介していきます。普通のアオイソメとは違う魅力を知って、次の釣行で試してみたくなるかもしれませんよ！
オレンジゴールドの特徴
オレンジゴールドのアオイソメは、その名前の通り「オレンジ色」と「ゴールド色」が混ざったような鮮やかな見た目をしています。普通のアオイソメは青緑色をしていますが、オレンジゴールドはまるでルアーのような派手な色合いです。魚からの視認性が高く、水の中でも目立ちやすいのが最大の特徴です。
特に、濁りのある海や曇りの日、夜釣りなどでは、その色の派手さが魚の興味を引きやすいと言われています。「エサを目立たせたい」「魚に気付いてほしい」というときに、オレンジゴールドはとても効果的なんです。
また、オレンジゴールドのアオイソメは、通常のアオイソメと同じようにしっかりとした動きを持っています。針に付けたときもクネクネとよく動くため、見た目だけでなく動きでも魚を誘います。特にカレイやマゴチといった海底付近にいる魚に対しては、この派手な色と動きが強烈なアピールになるんです。
次の章では、オレンジゴールドで狙える魚や実際の釣果について紹介していきます！
オレンジゴールドで狙える魚種
オレンジゴールドのアオイソメは、派手な色としっかりした動きで魚の興味を引きやすいため、さまざまな魚種を狙うことができます。特に以下の魚は、オレンジゴールドで釣れる確率が高いといわれています。
1. シーバス（スズキ）
シーバスは光や動きに敏感な魚なので、オレンジゴールドの目立つカラーはとても効果的です。特に夜釣りや濁りのある日に使うと、普通のアオイソメよりも早く魚がエサを見つけやすくなります。
2. カレイ・ヒラメ・マゴチなどの底物
海底付近にいるカレイやヒラメ、マゴチといった魚も、オレンジゴールドに反応しやすい魚です。特にヒラメやマゴチは動くエサを積極的に捕食する習性があるので、クネクネと動きながら目立つオレンジゴールドは絶好のターゲットになります。
3. メバル・カサゴ・アイナメなどの根魚
根魚とは、岩場やテトラポッドの隙間などに隠れている魚のことです。メバルやカサゴ、アイナメといった魚は、視認性の高いエサに反応しやすい傾向があります。特に夜釣りでオレンジゴールドを使うと、光を反射して目立ちやすくなるので効果的です。
４. チヌ（クロダイ）・キビレ
クロダイやキビレは警戒心が強い魚ですが、濁りのある海や夜釣りでは、オレンジゴールドの派手な色が目立ち、意外と釣れやすくなることがあります。特に夏場の夜釣りでは、オレンジゴールドのアオイソメを使うことで、大物のチヌを狙うこともできます。
6. キス・ハゼなどの小物魚
夏から秋にかけて人気のあるキスやハゼ釣りでも、オレンジゴールドは活躍します。特に砂浜や河口などでの釣りでは、海底に目立つ色のエサがあるとキスやハゼが興味を持ちやすくなります。普通のアオイソメよりも早く反応することがあるので、短時間で多くの釣果を狙いたいときにおすすめです。
このように、オレンジゴールドのアオイソメは海釣りの幅広いターゲットに効果的です。「普段の釣りを少し変えてみたい」「もっと目立つエサで釣りを楽しみたい」という人には、ぴったりのエサといえるでしょう。次は、オレンジゴールドを使った具体的な釣り方やコツについて紹介しますね！
オレンジゴールドの付け方・保存方法
オレンジゴールドの付け方と保存方法はアオイソメ完全ガイドで紹介していますので，そちらを参考にしてください。
オレンジゴールドのメリット・デメリット
オレンジゴールドのアオイソメは、通常のアオイソメと比べて目立つカラーを持つことで釣果に違いを生み出すエサです。しかし、どんなエサにもメリットとデメリットがあります。ここでは、オレンジゴールドの良い点と注意点をしっかり押さえておきましょう。
メリット
1. 視認性が高く、魚に気付かれやすい
オレンジゴールド最大のメリットは、その目立つカラーです。特に濁りのある海や曇りの日、夜釣りなど視界が悪い状況では、魚がエサを見つけやすくなります。普通のアオイソメは自然な色合いなので目立ちにくいですが、オレンジゴールドなら「ここにエサがあるぞ！」と魚に強烈にアピールできます。
特にルアー釣りに近い感覚で使えるため、ブラーを使用して動かす釣りでもアオイソメより効果的に使えます。「エサ釣りだけどアクティブに魚を狙いたい」という人には、特に向いているエサです。
2. 活性の低い魚にも効果的
魚があまりエサを食べない活性の低い日でも、オレンジゴールドは効果を発揮します。派手な色が魚の「興味」を引きやすいため、食欲が落ちている魚でも「とりあえず食べてみよう」と口を使うことがあります。
特に冬場や雨の後など、魚の活性が低くなりやすいときは、オレンジゴールドが思わぬ釣果を生み出すこともあります。
3. 様々な魚種に対応できる
オレンジゴールドは、シーバス・ヒラメ・マゴチ・カレイ・根魚・チヌなど、多くの魚種に効果があります。特にルアー釣りをしたいけれど、エサ釣りでより多く釣果を出したい人にとっては、非常に使いやすいエサです。
また、通常のアオイソメでは釣れにくかった魚でも、オレンジゴールドに変えた途端に食いつくケースもあります。
デメリット
1. 食い渋る魚には逆効果になることも
オレンジゴールドの派手な色は、活性の高い魚や目立つエサを好む魚には有効ですが、逆に警戒心の強い魚には逆効果になることもあります。
例えば、チヌ（クロダイ）やスズキなどの魚は、警戒心が強い個体だと「派手なエサ＝怪しい」と感じて口を使わないこともあります。そんなときは、通常のアオイソメに戻すことで釣果が安定する場合もあります。
２. 魚がエサを見切る場合がある
オレンジゴールドは非常に目立つカラーなので、魚によっては「怪しいエサ」と感じてしまい、エサを見切られる場合があります。
特に水が澄んでいる日や日中の釣りでは、魚が警戒してエサに食いつかないこともあります。そういった場合は、通常のアオイソメに変えることで釣果が戻ることもあります。
３. 店舗によっては取り扱いが少ない
オレンジゴールドのアオイソメはまだ比較的新しい商品のため、釣具店によっては取り扱っていない場合があります。事前に店舗に問い合わせるか、ネットショップなどで手に入れるのが確実です。
まとめ
オレンジゴールドのアオイソメは、目立つカラーと強いアピール力で魚を引き寄せやすいエサです。特に活性の低い日や、濁りのある海、夜釣りでは抜群の効果を発揮します。
一方で、警戒心の強い魚や水が澄んだ場所では、逆に釣果が落ちる可能性もあるので、状況によって普通のアオイソメと使い分けるのがおすすめです。
「普段とは違う釣りを楽しみたい」「目立つエサで魚を引き付けたい」という人には、オレンジゴールドのアオイソメは間違いなく魅力的な選択肢になるでしょう。ぜひ次の釣りで試してみてくださいね！