うなぎ釣りに挑戦するなら「ドバミミズ」!
夏の夜、川辺で静かにウキが沈むのを待つ――。うなぎ釣りって、ちょっと特別な雰囲気がありますよね。狙える魚の中でも“ロマン枠”として人気の高いうなぎ。そんなうなぎを釣るなら、エサ選びが超重要です。
その中でも特におすすめしたいのが「ドバミミズ」!
ドバミミズは、太くて長く、動きがとても活発なミミズです。うなぎは匂いに敏感な魚なので、においが強く、動きのあるドバミミズはまさにピッタリのエサ。実際に、うなぎ釣りの達人たちの間でも「最強のエサ」と言われることがあるくらいなんです。
でもちょっと問題がひとつ。
ドバミミズって、買うと意外と高いんです。ネットや釣具店で売っていることもありますが、10匹数百円〜下手すると千円超え、なんてことも。うなぎ釣りに行くたびに買ってたら、おこづかいがすぐに吹っ飛びますよね。
そこでおすすめしたいのが、「自分でドバミミズを捕まえる」という方法!
この記事では、うなぎ釣りにぴったりなドバミミズについて、販売・捕獲・飼育・繁殖まで、すべてをわかりやすく紹介していきます。うなぎ釣りをもっと楽しみたい!コスパよくエサを確保したい!という人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ドバミミズとは?

「ドバミミズ」って名前は聞いたことあるけど、どんなミミズなの?という人も多いかもしれません。ここではドバミミズの特徴や、他のミミズとの違いについて簡単に説明していきます。
◆ 見た目とサイズ
ドバミミズは、とにかくでかいです。全長20〜30cmになることもあり、太さも鉛筆ぐらい。まさに“キング・オブ・ミミズ”といっても過言じゃありません。
体の色は赤紫っぽく、しっとりとしたツヤがあり、動きもめちゃくちゃ活発。土の中から掘り出すと、暴れるようにニョロニョロ動き回るので、最初はちょっとビビるかも(笑)
でも、この「でかさ」と「動きの良さ」が、うなぎにとってはたまらない魅力なんです!
◆ 他のミミズとの違い
ミミズって実はいろんな種類がいて、釣りエサとして使われる代表的なものはこんな感じです:
- シマミミズ(赤ミミズ):細くて小さめ。ニジマス釣りや小物釣りに使われることが多い。
- フトミミズ(青イソメみたいなやつ):少し太めで、海釣りでも使える。
- ドバミミズ:サイズも動きも最強。特にうなぎやナマズなど、大きめの魚に効く!
つまり、「大物狙い」なら断然ドバミミズがおすすめなんです。
◆ どこにいるの?
ドバミミズは自然の中、特にジメジメした場所に住んでいます。たとえばこんなところ:
- 河川敷の草むら
- 田んぼのあぜ道
- 畑や家庭菜園の裏側
- 雨上がりの公園の植え込みの中
昼間は土の中に潜っているけど、雨が降った後の夜には地表に出てきやすいので、捕獲のチャンスです!
ドバミミズの販売事情
ドバミミズって「売ってるの?」と思うかもしれませんが、実は釣具店やネット通販などで販売されています。特にうなぎ釣りシーズン(5月〜8月頃)になると、需要が増えるので見かけることも多くなります。
◆ どこで売ってる?
- 地元の釣具店(エサコーナーをチェック!)
- ホームセンター(園芸用として売ってることも)
- Amazonや楽天などのネットショップ
- ミミズ専門の通販サイト
ネットでは「生きたまま発送」してくれるお店もあり、便利ではあるんですが……問題は値段です。
◆ 気になるお値段は?
販売価格の一例(※時期や店によって変わります):
- 10未満入り:約600円〜800円
- 100g入り(大量パック):1,500円〜2,000円以上!
特に大きめのドバミミズは数が限られるので、値段が高くなりやすいんです。うなぎ釣りって、1匹釣るまでに何匹もエサを使うことがあるので、毎回買っていたら結構な出費に…。
「うなぎ釣りにハマってるけど、エサ代が地味にキツい…」
そんなときにおすすめなのが、ドバミミズを自分で捕まえる or 育てる方法です!
次の章では、コスパ最強の「ドバミミズ捕獲法」についてくわしく紹介していきます。うなぎ釣りをお小遣いの範囲で楽しみたい人、必見ですよ!
ドバミミズの捕獲方法【コスパ最強】
「ドバミミズって自分で捕れるの?」って思うかもしれませんが、実は自然の中にめちゃくちゃいます。コツさえつかめば、1時間で何十匹もゲットできることも!
しかも捕まえるのに必要なのは、スコップとか熊手くらい。つまりほぼタダ!これはもう、やるしかない!
◆ 捕獲できる時期と時間帯
- ベストシーズン:春〜秋(特に梅雨〜夏が狙い目!)
- 時間帯:雨上がりの夜〜早朝がベスト!
雨が降った後もしくは高温の続いた日は、ミミズが土の表面に出てきて活動的になるタイミング。ヘッドライト片手に草むらを探せば、動くドバミミズが見つかることも多いです。特に畑の横にあるコンクリートの道などミミズが高温を嫌がって地中から出てきます。
◆ 捕獲場所のおすすめ

- 河川敷の草むら(特にジメジメした場所)
- 雑木林の地面
- 畑に横の道
- 家の庭(落ち葉がたまっている場所)
※ただし、**私有地には勝手に入らないように注意!**マナーはしっかり守りましょう。
◆ 必要な道具と服装
- 軍手(素手でもいいけど、結構ぬるぬるしてます)
- スコップ or 熊手(地面を軽く掘る用)
- ヘッドライト or 懐中電灯(夜の探索に必須!)
- ミミズを入れる容器(フタつきのバケツやタッパー)
- 長靴&汚れてもいい服(けっこうドロドロになります)
◆ 捕まえ方のコツ

- 草の根元や、落ち葉の下を狙おう(側溝に溜まった落ち葉の下が狙い目)
- 木の根周りの土を軽く掘ってみる
- 1匹見つけたら近くに数匹いる場合が多い
- 捕まえたら土ごと容器に入れておくと◎
※ミミズが乾燥すると弱ってしまうので、容器に少し湿った土を入れておくと長持ちします。
捕まえたドバミミズは、そのまま使うのもOKですが、ちょっとだけストックしておいて、飼育にチャレンジするのもアリです!
うまく飼えば、「もうミミズを買う必要なし!」なんて夢も現実に!
◆ 飼育に必要なもの
まずはドバミミズの“おうち”を準備しましょう。以下のものがあればOK!
- プラスチックケース or 発泡スチロール箱(フタ付きで通気口をあける)
- 腐葉土 or 黒土(土の代わりにピートモスも可)
- 米ぬか・野菜くず(キャベツの芯、コーヒーかす、ティッシュなども食べます)
- 霧吹き(水分キープ用)
- 新聞紙や段ボール(乾燥防止・フタ代わりにも)
ミミズは湿気のある暗い場所が大好き。直射日光や高温になる場所は避けて、日陰や室内に置いておくのがおすすめです。
◆ 餌のあげ方と注意点
ミミズは土の中の有機物や野菜くずを食べて生きています。以下のポイントに気をつければOK!
- 野菜くずは細かく刻んで与える(米ぬかなどでもOK)
- 入れすぎ注意!腐ると臭くなってミミズも弱る
- 2〜3日に一回、様子を見ながら少しずつ追加
水分は、土がパサついてきたら霧吹きで軽く湿らせる程度。びちゃびちゃにしすぎると酸欠になるので注意!
まとめ:ドバミミズはうなぎ釣りの最強エサ!

ここまで読んでくれてありがとう!
ドバミミズについて、販売から捕獲、飼育まで紹介してきましたが――
結論から言うと、ドバミミズはうなぎ釣りの最強エサです!
- においが強くてアピール力バツグン
- 動きがいいから魚を誘いやすい
- 大きいので針持ちもよく、餌持ち◎
- 自分で捕まえればコスパ最強
- 育てれば「自家製エサ」で釣りがもっと楽しくなる!
「釣りに行きたいけど、エサが高くて…」
そんな悩みも、ドバミミズを捕まえて育てることで解決できるんです。
さらに、自分で育てたミミズでうなぎが釣れたときのうれしさは格別!
釣果だけじゃなく、過程まるごと楽しめるのがドバミミズの魅力なんです。