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メバリングに必要なロッドの選び方と使い方

釣り竿とリール 釣り道具 how to

本記事では、メバリング用のロッドの選び方や使い方について、わかりやすく解説します。初めてメバリングを行う人も、これを読んで、メバリング用ロッド選択や使い方の助けになると思います。

ロッドの概要

ルアー用のロッドについて簡単に説明したいと思います。

竿の表記は大体のように書かれている事が多いです。

74UL-S 

(DAIWAの表記)

74は長さ7.4フィートで硬さがUL(ウルトラライト)、Sがソリッドという意味です。

ロッドとリール

まずルアーロッドの硬さは分類するとこんな感じになります。

ライト帯XUL(エクストラウルトラライト)SUL(スーパーウルトラライト)UL(ウルトラライト)L(ライト)
ミドル帯ML(ミディアムライト)M(ミディアム)MH(ミディアムヘビー)
ヘビー帯H(ヘビー)XH(エクストラヘビー)XXH(ダブルエクストラヘビー)

大まかにライト帯・ミドル帯・ヘビー帯に分かれています。ライト帯が柔らかくミドル帯・ヘビー帯と硬くなっていきます。ライト帯の中でXUL(エクストラウルトラライト)が一番柔らかく、L(ライト)にいくにつれて硬くなっていきます。ミドル帯・ヘビー帯も同様に右に行くほど硬くなっていきます。一番柔らかいのがXUL一番硬いのがXXHとなります。

ほとんどのメーカーでもこの表記になっていますが、違う表記になっている場合もあります(数字での表記1が柔らかく5が硬いなど)。

柔らかいロッドほど軽いルアーを投げたりするのにむいています。小型の魚を釣る場合は柔らかいロッドを使った方が良いです。硬いロッドは重めのルアーを投げたり、パワーファイトする大型魚を釣るのにむいています。特に大型のロックフィッシュですと直ぐに根に潜ってしまうので、竿の力で潜らせないように硬い竿を使う方が良いです。

ロッドの硬さによって大まかに投げられるルアーの重さは大体決まっています。ULなら0.5g~5g程度。MHなら3g~20g程度という具合になっています。(どんな魚種用のロッドなのか、船もしくは陸から使うかによっても違います。もちろんメーカーによっても違います)

ロッドの長さ

ルアーフィッシングの場合、5フィート台から11フィート台の竿が使われます(1.5mから3.3m)。短い方は操作性が良いが、あまり飛ばない。長い方はよく飛ぶが、操作が難しくなります。バス釣りのようなピンポイントの釣りをする場合ば短い方が良く、サーフなど飛距離が正義のような釣り場合は、長い竿が良いです。

堤防や漁港での釣りですと6フィートから8フィート台が扱いやすいと思います。竿を使う人の体格にもよります。

初心者の方は、ルアーの重さを竿にのせて、竿を曲げて飛ばすという感覚を身に付けるために、短めの竿を選ぶと良いです。長めの竿ですと竿を曲げて飛ばすという感覚を身に付けるのは難しいです。

ソリッドとチューブラーの違い

ロッドにはソリッド素材とチューブラー素材があります。違いは​ロッドの内部構造にあります。​ソリッドロッドは中身が詰まっており、​チューブラーロッドは中空です。それぞれ特性が違いますが、簡単に説明しますと、ソリッドの長所はしなやかで魚の食い込みが良い。短所は細かなルアーの操作が苦手

チューブラーの長所は感度に優れていて、ルアーの細かな操作がしやすい短所は魚のアタリを弾いてしまう。

どちらも一長一短ですが、メバリングに関してはソリッドが良いと感じています。メバリングでは複雑なルアーの操作はいらないですし、あたってからの針掛かりが良い方が釣りをしていて楽しいからです。

自分はソリッドを使用していますが、このあたりは好みが分かれると思います。特にこだわらなくてもよいかもしれません。

メバリングロッドの選び方

釣られたメバル

メバリングでは1~5gくらいまでの軽いルアーを扱う事が多く、好感度のロッドがよく使われます。全体的にしなやかで柔らかめのロッドがメバリングでは扱いやすいです。ロッドの硬さはULからL位が良いです。

ただメバリングではフロート(飛ばしウキ)を使って軽いルアーを遠投する事が多々あります。遠く飛ばさなくても一定のレンジをリトリーブしたい場合でも使う事が多いです。フロート自体10g近くありますので、もしフロートも使う場合は少し硬めのL以上、MLクラスのロッドが良いです。

MLクラスのロッドですと、メバリングだけでなくロックフィッシュやシーバスにも使えますので万能竿として重宝します。

長さは使う本人の体格にもよりますが、一般的な男性なら7フィート前後、女性なら6フィート前後が良いです。もし初めてルアーロッドを買う場合でしたら、少し短めのロッドを買った方がルアーを投げる感覚が身につきやすいです。

自分はメバリングで7フィートでMLのサクラマス用トラウトロッドを使用しています。10g以上のフロートも軽いルアーも投げられますので重宝してます。ルアーの操作もしやすいです。

メバリング用ロッドの使い方

釣りをしている人

アワセ方

メーカーのメバリング用専用ロッドの場合、胴調子のものが多く、​メバルがルアーに食いつくと勝手に竿の先が曲がり、​自動的にアワセが決まるタイプのものが多いです。メバルか口先が柔らかいので、アワセを強くしてし口が切れてしまう事があります。あまり力を入れずロッドの曲がりでアワセるのがコツです。

ルアーの投げ方

1~2g前後の軽いルアーを投げる場合、たらしを短くして竿先だけを曲げてピュッと投げると上手く投げれます。遠くに投げたい場合はたらしを長くしてペンデュラムキャスト(振り子)で投げなければなりませんが、漁港内やごちゃついている場所でしたら竿先だけを使って投げた方が危なくなく狙った所に投げれます。もし遠投が必要ならフロートを使いましょう。

メバリングにおすすめのロッド

ご参考までにメバリングに使うおすすめのロッドを紹介します。

DAIWA アジングX 68LS

いきなりメバリング用ではなくアジング用のロッドを紹介します。理由はメバリングとアジングを1本の両方で成立させたい場合、アジング寄りにした方がよいからです。胴調子のメバリング用のロッドをアジングで使うのは難しいですが、先調子のアジングロッドをメバリングで使う事は出来ます。ルアーも0.5g~8gまで投げらますのでフロートも使えます。価格も1万円未満で買えますし、ライトゲーム入門用のロッドを1本買うなら良いと思います。


シマノ 23セフィアSS S79ML

またしてもメバリングロッドではなく,エギングロッドをおすすめします。こちらのロッドは小型のメバルを狙うのではなく,尺メバルなどの良型メバルを狙うガチ勢におすすめしたいロッドです。軽いのでフロートを装備してのランガンにもってこいです。長めのロッドなので遠投をして竿抜けポイントを狙うのにもピッタリです。

このセフィアSSの汎用性はすごいです。餌木表記でわかりづらいですが,約5g~25gまで投げられますので遠投用フロートも余裕です。シーバスはもちろん、黒ソイなどのロックフィッシュもいけます。磯場でも使えます。メバリングのみならずこの1本で陸っぱりの釣りはほとんど対応できる万能竿です。



DAIWA 22月下美人EX 74ULーS 絃(GEN)

メバリングファンから絶大な評価のDAIWAの月下美人。とにかくテクノロジー満載です。このロッドの自重が51gという時点でやばいです。1gのジグヘットの重さも感じる事が容易だと思います。ロッドが軽いとキャストした時竿先がぶれないので、飛距離もでますし正確性も増します。メバリングファンとしてはいつかは欲しい1本です。

21ソアレ XR S64UL+ーS

シマノのライトゲーム用に特化したロッドです。コンセプトは「PE0.8号以下のライトなタックルを駆使して多彩なターゲットに挑む世界」です。ライトゲームを満喫するならソアレシリーズで間違いないです。そのソアレシリーズの中でS64UL+ーSをおすすめします。理由は使えるウエイトが0.5g~12gと幅広く,アジングからメバリングまでライトゲームなら何でもこなせます。フロートを使った釣りもできます。感度特化で察知能力も優れてますので,状況に合わせた多彩な釣りが出来るはずです。

まとめ

メバリングロッドの説明は以上で終わりたいと思います。ロッドの性能は値段によってある程度差がありますが、基本的な使い方は同じです。ただメバル釣りを楽しみたいならあまりロッドにこだわらなくても良いです。もしメバリングをもっと楽しみたいと思ったら、ロッドにこだわるのも楽しく感じる要素になります。メバリングにもっと深く知りたいと思っている方に、この記事がロッドの選びや使い方の参考になったなら幸いです。

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