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宮城の釣り場紹介 東名浜漁港

Googleマップの画像 東松島地区

2025年11月の情報です。突然釣り禁止などになったりしますのでご了承ください。

東名浜漁港は、東松島市にある宮古島に囲まれた小さな漁港です。外海の影響を受けにくいため、港内は一年を通して非常に穏やかで、初心者でも安心して釣りが楽しめるのが特徴。周辺には牡蠣の処理場もあり、いかにも漁港らしい雰囲気が漂うローカル色の強い釣り場です。

東名浜漁港 東側

Googleマップの画像

東名浜漁港は、東松島市にある小規模な漁港で、港内には多くの船が係留されています。さらに松島湾特有の島々に囲まれた地形に加え、沖合にはテトラポットが並んでいるため、外海の影響をほとんど受けず非常に穏やかな釣り場となっています。そのため、港全体としてはどうしても釣りができるスペースが限られがちです。

漁港内
海

そんな中で、比較的釣りのスペースに余裕があるのが漁港の東側になります。東側には大きめのスロープが設置されており、その周辺は係留されている船の数も少なく、竿を出しやすい貴重なエリアです。足場も安定しているため、初心者の方でも比較的安心して釣りが楽しめます。

スロープ

さらに東側の一番端には大きな水門があり、その周辺と水道部分は、この漁港の中でも最も潮の流れが効くポイントとなっています。普段は穏やかな東名浜漁港の中で、わずかに変化のある流れが生まれる場所となっています。

小さな堤防
水門

東名浜漁港西側

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東名浜漁港の西側は、東松島市らしい漁業色が非常に強く出ているエリアになります。正面の岸壁には多くの船がぎっしりと係留されており、実際に釣りができる場所は船と船のわずかな隙間から竿を出す形になります。そのため、キャストの自由度は低く、ポイントとしてはかなり窮屈な印象です。

船

また、西側周辺には牡蠣の処理場があり、時間帯によっては作業をしている人の出入りも多くなります。釣りをする場所やタイミングによっては、作業の邪魔になってしまう可能性もあるため、十分な配慮が必要なエリアと言えるでしょう。

牡蠣の処理場

そんな西側の中で、唯一釣りが成立しそうなのが一番端の部分となります。全体的に見ると西側は「無理に攻めるよりも、東側を優先した方が無難なエリア」といった立ち位置のポイントです。

漁港

水深

東名浜漁港の水深は、港内全体を通しておおむね2m以下と非常に浅く、かなりのシャローポイントとなっています。さらに松島湾特有の地形により潮の流れもほとんどなく、魚の回遊はあまり期待できません。そのため、サビキ釣りで回遊魚を狙うのは厳しく、ルアー釣りも正直なところ難易度が高い釣り場と言えるでしょう。

底質は港内のほとんどが砂泥底で構成されております。また、東側の水門周辺に関しては砂地がメインのエリアとなっていて、底の変化も比較的分かりやすいポイントになっています。

こうした条件から、東名浜漁港ではハゼ釣りなどのちょい投げ釣りがメインとなり、のんびりとした小物釣りを楽しむスタイルが向いている釣り場と言えるでしょう。

漁港は漁師さんの職場です。ルールやマナーを守って楽しく安全に釣りをしましょう。